先日東南アジアの空港経由でKLIAに着いたら、荷物がなかなか来ません。回っていたベルトコンベアも止まってしまい、ようやくロストバゲージ(Lost Baggege)と気付きました。このロストバゲージについて調べると、起きる確率は地域や航空会社など条件によって異なりますがおおむね1%以下です。恐らく私は確率的にもう二度と起きないであろう貴重な体験をしましたので、紹介させて頂きます。
ロストバゲージについて
ロストバゲージには大きく3つ種類があります。
①出発地や経由地で荷物の行先を間違えて別の場所に行ってしまう場合
②経由地で荷物がトラブルなどにより遅延する場合
③誰かが持って行き、紛失してしまう場合
私の場合は②でした。経由地での乗換時間が1時間なく、人は乗ったけど荷物が間に合っていませんでした。
スタッフの方に事情を説明
荷物が出て来なくてどうしようかと考えていたら、おじさんが話しかけて来ました。
おじさん「お前も荷物が来ないのか?」
マレポ「そうなんですよ~」
どうやらおじさんもロストバゲージのようです。
そこにおばさんも合流。おじさんがスタッフに事情を話します。おじさんが身振りで「こっちだ」となぜかおばさんと2人でどこかへ歩いて行ってしまいました。スタッフに聞くと「向こうのオフィスに行って手続きをして下さい」と言うので2人の後を追います。画像左のシャツとベストを着ている方がスタッフの方です。(プライバシー保護の為画像を加工しています)
ロストバゲージ対応オフィスで手続き
到着便の航空券や荷物のタグ番号、パスポートを提示し、オフィスのカウンターで手続きをします。おじさんとおばさんはサッサと手続きをして帰って行きました。
そして私も航空券やパスポートを出します。たまたま私の担当係員の方は新人ぽくて、先輩係員が3人で助けていました。結構楽しそうです。
紛失物(スーツケース)の色や形、大きさ、個数、何が入っていたかなどを答えます。書類に名前や住所、連絡先を記入します。今日の滞在先を聞かれ「自分の家がクアラルンプールにあります」と答えると、「あと1時間で荷物が到着しますが、待ってもらってもいいし、明日自宅まで届けることもできます」と聞かれ、この時22:00で結構遅かったので自宅に届けてもらうことにしました。
次の日 荷物の受け取り
荷物は次の日の昼過ぎには届きました。届けてくれたおじさんが「この荷物、夜中の1時に届いたらしいぞ」と言っていて、「待たなくて良かったぁ」と心の中で思いました。受取書をもらい、荷物の中身が無事なのを確認して終了です。
ロストバゲージ対策
対策と言えるほどの事ではないのですが、今回自宅のカギを手荷物で持っていて良かったと思いました。カギもスーツケースの中に入れていたら家に入れずに、無駄な時間を過ごすことになっていました。ロストバゲージは誰にでも起こりうることなので、起きても何とかなる最低限の物は手荷物で持つようにしましょう。